月めくり 禅の教え 〜和光同塵〜

和光同塵(わこうどうじん) 優れた才能や知恵がありながら、それをアピールすることなく俗世で生きる事をいいます SNSなどでネット空間が急速に拡がり、悪しきポピュリズムがじわじわ蔓延する中、どんだけ本質皆無で薄っぺらくても目立ってなんぼが現在の風潮 怒りの感情がヨーロッパの恒久平和の理想を打ち砕き、荒唐無稽な主張でも金があって目立てば大統領になれる世の中です このよう..

月めくり 禅の教え 〜一陽来復〜

一陽来復 (いちようらいふく) 明けましておめでとうございます! 一陽来復とは、冬が終わり春が訪れることを言います。転じて、不遇の後に運が上向いていくこと。 人生山あれば苦あり。不遇の時期とは何かと恐れられますが、正しく過ごすことができたなら、自分の器が広がり、人格が高まるチャンス。 また、自分がいかに幸せだったかを気づかせてくれます。 つまり、「悲しい」は「..

月めくり 禅の教え 〜玉雪開花〜

玉雪開花(ぎょくせつかいか) 師走です。寒くなってきましたね。 玉雪開花、枯れ枝に雪がくっついて花のように見え、冬でも美しい自然の景色を言うのかと思っていましたが、冬の間、雪が枝にくっつくことで、枝が潤いを得、春に花を咲かすという意味で、転じて、辛い時に努力していれば、いづれその努力以上に成果を出すことができると解釈するそうです。 どんな逆境においても、自分を信じて努力したと..

月めくり 禅の教え 〜泥中の蓮華〜

泥中の蓮華(でいちゅうのはす) ノーベル賞受賞ということで、ボブ・ディランが再評価されています。 切なくて美しい叙情的なラインが印象的なボブ・ディランの詩ですが、 変な話、切なさと言うのは不条理な世界に対する感情です。 泥の中だからこそ美しい花をさかせる蓮と同じで、不条理な世界だからこそ人生は切なく美しい。 お釈迦様は「高原陸地に蓮華生ぜず、卑湿汚泥にこの花を生ず..

月めくり 禅の教え 〜白月清風〜

白月清風(びゃくげつせいふう) 没底籃児盛白月 無心椀子貯清風 没底(もってい)の籃児(らんじ)に白月(びゃくげつ)を盛り、 無心(むしん)の椀子(わんす)に清風(せいふう)を貯わう お月様を盛ることができたのは、底が抜けた籠でした。 爽快な風を留めることができたのは、穴があいたお椀でした。 無我の作用を言う、いかにも禅ぽい言葉。 そういえ..

月めくり 禅の教え 〜経世済民〜(けいせいさいみん)

経世済民(けいせいさいみん) 読んで字の如く「経済」のこと。 江戸時代、「経済」は「天下国家を治めること」であり、経世済民は「世を経(おさ)め民を済(すく)う」と読まれます。 現代の「経済」が意味するエコノミーなるものに加え、公共政策などより広範な概念だったようです。 「民を済ふ」という規範的な響きには、志が刺激され、よき未来への情熱が湧いてきそうですね。 ..