【映画レビュー】ミス・ペレグリンと奇妙な子どもたち

先週金曜日に公開が始まった、ティム・バートンの新作映画『ミス・ペレグリンと奇妙な子どもたち』を観てきました。

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普通に観てもすごく面白いのですが、メッセージ性があって、色々と考えさせられる映画でした。
この映画でのティム・バートンのメッセージは、「普通である必要なんてないんだよ、奇異な子どもであっても、大切な存在だ。」ってことを言いたかったのではと思います。

この映画は、「ハヤブサが守る家」という小説が原作なのですが、ハヤブサに変身できる特殊能力を持つ「ミス・ペレグリン」が奇妙な子ども達を守るという話です。
ハヤブサは、英語ではファルコ・ペレグリン(Falco Peregrine)と言います。以前お世話になったホメオパスの方が話されてましたが、ホメオパシーの世界では、ファルコ・ペレグリンには「弱い者を守る」という意味があるようです。その話と、重なるなーなんて思うところが、この映画のミス・ペレグリンのキャラクターでも再現されていました。子ども達に対して厳しさを持ちながらも、母のような強い愛を持って、脅威から一生懸命に子ども達を守る姿が描かれていました。

また、この映画が取り上げた時代はナチスがヨーロッパ各国で勢力を増していた頃であり、ユダヤ人だけでなく、T4プログラムという安楽死プログラムによって、合法的に障害を持つ人たちを虐殺していました。
ここで出てくる奇妙な子どもたちは、特殊能力を持っていますが、もしもこういう子ども達がいれば、彼らも実験・虐殺の対象になる危険性があったんだろうなーなんて思います。

この奇妙な子ども達ですが、最後は、みんなで力を合わせて悪と戦うという痛快なシーンもありますが、ティム・バートン的には、『スーパーヒーローではなくて、普通の人間と変わらない、人間臭い奇妙な子ども達』を描きたかったようです。クラスで馴染めない、苦悩を抱えている子ども達対して、「大丈夫、みんなと同じなんかでいる必要はないよ、どこかにきっと仲間がいる」ってメッセージが込められているような気がしました。

この映画、まだ、公開されたばかり。気になる人は、ぜひ!

オフィシャルサイト
http://www.foxmovies-jp.com/staypeculiar/

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